[なぜ和英順、小分割か]
 多くの人は学校で、英語→日本語の順で学ぶ方法に慣らされてきました。しかしこの方法は、じつはあまり効果がありません。
 たとえば、ある講演者が英語でスピーチして、そのあとに日本語の翻訳がついても、たいていの人には、ほとんど英語の勉強にはならないでしょう。なぜでしょうか。これは、英語を聞き取れていない上に、そのあとに日本語で意味を聞いたときには、もう英語の文章を忘れてしまっているからです。ですから、英語は全く頭に残りません。
 ところが、講演者が日本語でスピーチして、そのあとに英語の翻訳がつくと、それを聞いている人にとっては、(若干の英語力があるなら)じつは非常に英語の勉強になるのです。それは、まず何を話しているのかが日本語で頭に入り、つぎに英語を聞くので、英語が聞き取りやすくなるからです。また聞き取れれば、それが頭に入るからです。
 そのため、この教材では日本語→英語の順になっています。これが絶大な効果をもたらすことは、少しでもやってみれば、すぐわかります。
 また小さな区切りで進んでいくのは、人間には、瞬時に覚えられる適度な文章の長さというものがあるからです。あまり長いと、反復練習のときに「何だっけな」ということになってしまうでしょう。この教材では、小さな区切りで進んでいくので、リズミカルにすいすい進んでいけます。
 またこの教材では、日本語と英語が交互になっていますが、文章の流れは一度聞く(読む)だけで分かるように、スムーズにつながっています。ですから、英語の語順のまま理解できます。これまでの対訳式の英語教材のように、視線を英文にやったり日本文にやったり、右や左にやったりといった煩わしさがありません。
 疲れるあの対訳式学習とは、おさらばしましょう。この教材では、ただ聞いているだけで、また読み進むだけで、辞書なしで楽々、英語が頭に入ってきます。

[右脳→左脳の連携学習]
 人間の脳は、右脳と左脳に分かれており、右脳はイメージ記憶、瞬間記憶、直感、ひらめき、芸術、創造性等の分野と言われています。一方、左脳には言語中枢があり、言語認識、言語記憶、論理的思考、計算などの分野と言われています。
 左耳は右脳に、右耳は左脳につながっています。そこで本教材では、左耳(右脳)からは日本語が、右耳(左脳)からは英語が聞こえるようになっています(ステレオ音声。ただしモノラルの「賢者の贈り物」「ヨハネの福音書」を除きます。これらは両耳から英語と日本語が聞こえます)

 左耳で日本語を聞き、意味とイメージを注入して、まず右脳に働きかけます。つぎに右耳から英語が聞こえてきますから、それを左脳でとらえ、左脳言語中枢への刺激によって英語の発音やフレーズを同時に頭に焼き付けるわけです。
 これは大脳生理学的にみて、理想的な語学学習法です。右脳→左脳という連携プレーにより、言語中枢の働きが数倍に活性化するからです。1週間もやっていますと、すっかり英語耳、英語感覚が身についてしまいます。

[学習効果アンケート結果]
 高校生(1〜3年生)計10人に頼んで、「聞き流すだけで英語をマスター:ピーターラビット」を実際に使ってもらった。そして、使用前と使用後に関し、学習効果アンケートを実施した。
(1)このCDは、最初約40分が日本語→英語の交互文になっている。その後、英語のみの原文が20分ほど録音されている。高校生にまず、英語のみの原文部分を一度聞かせ、何%くらい文を聞き取れたか尋ねた。
 [結果]10%という答え:4人
      20%  〃   :3人
      30%  〃   :2人
      50%  〃   :1人     以上の平均:21%
(2)次にこのCDを各自に渡し、1日15分(〜20分)程度、7日間にわたって、日本語→英語の交互文のところを聞いてもらうよう頼んだ。(すると、この交互文を3回聞くことができる)。
(3)その後、再び、英語のみの原文を全員に聞かせ、それを何%くらい聞き取れたか(英語の文とその意味を理解できたか)を尋ねた。
 [結果]80%:2人
      90%:6人
     100%:2人     以上の平均:90%
 このように1日15分程度、7日間の使用により、英文の聞き取り力/理解力が21%から90%に向上したことがわかった。4倍以上である。100%聞き取れた人も2人いる。
 これは(1)でほとんど聞き取れなかった人々が、短時間の学習により、ほとんど聞き取れるようになったことを示す。
 さらに1日の学習時間や、学習期間をもう少し伸ばすと、ほとんどの人が100%聞き取れるようになる。

[参加者の感想]
・日本語が最初に来るので、次に英語が聞こえたとき、英語の発音も意味もすんなり耳に入ってきて、はやく覚えられました。
・もともとそれほど難しい英語ではないと思うんですが、最初英語だけを聞いたときは、ほとんど聞き取れませんでした。ネイティブの発音に慣れていないからですね。しかし日本語→英語の交互文を2〜3回聞いたあと、英語だけを聞いたら、簡単に聞き取れて、自分でも驚いちゃいました。これなら楽に勉強できますよね。
・とってもよかったでーす。学校でもこういう方法で教えてくれれば、もっと早く楽に勉強できるのになあ。

[eメールテキストの使い方]
 インターネットでご注文のかたで、CD版(またはMD版)ご注文のかたには、印刷済テキストのほかに、さらにサービス(無料)でeメールによるテキストもおつけしています(両者の内容は同じです)
 印刷済テキストは、電車に乗っているときや、外出中に勉強するときなどに使います。
 一方、eメール・テキストは、パソコンを用いて英語学習をするときに使います。
 パソコン画面で英語を勉強するのと、紙の上で英語を勉強するのと、どちらが早く勉強できるかというと、パソコン画面上のほうがはるかに早く英語が勉強できます。というのは、いま多くのパソコンは、画面上の単語をクリックするだけで意味を表示してくれる辞書ソフトを内蔵しています。
 もしあなたのパソコンに入っていなくても、非常に使い勝手の良い優れた無料ソフトも出ています(当社から紹介いたします)。本教材は、辞書なしでも大体、文や単語の意味がわかるようになっていますが、単語の正確な意味を調べたい場合、こうした画面上の単語をクリックするだけで意味を表示してくれる辞書ソフトを使うと、即座に意味が表示されます。
 紙に印刷した英文を見ているときは、そうは行きませんね。いちいち、分厚い辞書を出してきて調べなければなりません。電子辞書もありますが、それでもやはりある程度キーをたたく時間をとられます。そういうわけで当社では、英語学習効果を高めるために、全作品にeメールテキストもつけているのです。

[この教材の学習方法] 
 基本的には家で、あるいは車、電車の中などで、繰り返し聞くだけで英語をマスターできるように工夫されています。ながら族的に、流しっぱなしにして何度も聞きましょう。英語が自然に頭に残るようになります。
 当初は、テキストを見ながら聞くと、よりよく理解できます。辞書なしでも大体わかるようになっていますが、単語の正確な意味を調べたい場合は、画面上の単語をクリックするだけで意味を表示してくれる辞書ソフト(紹介有)、およびeメールテキストを用いて意味を確認するとよいでしょう。
 英語に慣れてきたら、プレーヤーの音量バランスを英語側へ一杯にし、日本語の音量を最小にします(ステレオの製品のみ)。そして日本語を言っている間隔を利用して、聞いた英文を自分で発音してみましょう。こうしてあなたの英語力はメキメキ上達します。


(楽勉のしかた)

●教材を幾度となく聞き流す
 電車や車に乗っているとき、または単純作業中などに幾度となく聞き流す。

●デジタル・オーディオ・プレーヤーに入れて持ち歩く
 CD版あるいは電子版の内容を、デジタル・オーディオ・プレーヤーにコピーして持ち歩き、いつでもどこでも楽勉。

●携帯電話に入れて持ち歩く
 教材の音声などを携帯電話にコピーして持ち歩く。

(ドコモ、ソフトバンクの場合)
 Windowsパソコン付属の「Windows Media Player」などを使って、音声ファイルを携帯に転送できます。
(一般的な方法)
1:Windows Media PlayerにCDの内容を取り込む。
2:携帯の設定で、「外部接続」の「USBモード」を「MTPモード」にする。
3:携帯とパソコンを「USB通信ケーブル」でつなぐ(パソコンのSDカードスロットを使うとうまくいかないことが多いです。USB通信ケーブルを購入して使うのがお勧め)。
4:Windows Media Playerの「同期」タブをクリック。
5:その画面の左側が携帯のmicroSDカードになるので、そこに移したい音楽をドラッグ・アンド・ドロップする。
6:左下に「同期する」ボタンがあるので、クリック。
7:同期動作が終了すれば、それでOK。携帯にwma形式で転送されています。

(AUの場合)
AUで出しているLISMOなどを使って携帯に転送できます。

いずれも詳しくは、各携帯電話会社のウェブページをご覧ください。なお、音楽再生に対応していない携帯機種には、転送できません。

●パソコンで楽勉する
 付属のテキストをパソコンのメモ帳などで表示し、「マウスで英単語をポイントするだけで意味を即座に表示してくれる無料ソフト」(当方で紹介します)などを使いながら、意味を確認しつつ、音声を聴く。


【使用者からの声】

TOEIC®テストが大幅UP!
 最初は、製品についていた印刷済みのテキストをつらつらながめながら、CDを聞いていました。でも、すぐそのテキストもいらなくなり、聞き流すだけで英文がスラスラ頭に入ってくるようになったので、車の運転中や電車の中でも楽しく聴けました。
 CD1枚あたり2週間も聞くと、ほぼ丸暗記できました。その後、日本語部分の音声ボリュームを下げて、その間を利用して、英文を自分で発音してみるリピート練習もしました。文が細かく区切ってあるので、ちょうど覚えやすい長さです。やがて、口をついて英語が出てくるようになりました。英語感覚というものが、わかってきた感じです。
 ふつうの教材だと30分もやると疲れますが、この教材は疲れません。物語ですし、日本語が先に来るので辞書がいりませんから、頭の中のストレスがぜんぜん違います。
 今年の1月にTOEIC®テストを受けて520点でした。5月に再挑戦し、708点にあがりました。友だちがびっくりしていました。これから800点以上を目指します。
        (兵庫県 上田信一さん)

成績が上がりました
 いま大学2年です。英語は不得意だったので、なんとかしたいと思い、1年生のときに「聞き流すだけで英語をマスター」を購入しました。ブロークンな発音も直したいのと、英語を聞き取れるようになりたい一心で、この教材に挑戦しました。電車の中などで聴いています。
 1学期に10段階の成績が5だったのですが、2学期に7となり、3学期に8となりました。おかげで、英語が苦手科目ではなくなりました。
        (東京都 田中淑子さん)

 TOEIC®テストが350点以上UP!

   私は中学の時から英語は苦手科目で、放課後はいつも英語の補修。就職してからも、あいかわらずで、年に1回のTOEIC®テストではいつも200点台後半という惨めな結果に終わっていました。
 このままでは駄目だと思い、本屋さんの英語教材コーナーでいろいろな教材を買って帰るのですが、いざ勉強を始めてもなかなか思うように、はかどりません。そのうちに、せっかくの教材もいつのまにか本棚に眠ってしまうこと数知れず……。
 「聞き流すだけで英語をマスター」に出会ったのは、そんな時です。馴染みの深い小説が題材になっていたので、これならなんとかなるかも、と思い早速購入してみました。いつもなら、英語だけの音声を聞いているうちに飽きてしまうのですが、この教材は文の区切り毎に日本語と英語が交互に流れてくるので、ストーリーがすぐ頭に入ってきます。
 それだけではありません。区切りが短いため、聞いているだけで英語と日本語の関連付けが分かるようになり、徐々に英単語が頭に入ってくるようになりました。今まで、あんなに何度も繰り返してノートに書いてもすぐに忘れてしまっていた単語が、みるみる覚えられるようになってきたのです。しかも、聞いているだけで!! 
 この教材を使うと、ストーリーの中で英単語が覚えられるので、場面ごとのシーンを思い浮かべることで、より自然な形での単語の使い方が身につくのだと思います。そうです。机やノートの上の単なる暗記ではなく、さまざまなシーンでのごく自然な形での英語として身についてきたのです。
 さらに、この教材にはもう一つすぐれた効果があります。それは英語の語順が知らず知らずに身につき、英語的な発想ができるようになる点です。たとえば、次のような文章です。
 「ジュリエットの父は召使いの一人をつかわした。パーティに客を招待するために。」 何か気づきませんか? そうです。この文章は通常の日本語ではこうなるのです。
 「ジュリエットの父は、パーティに客を招待するために、召使いの一人をつかわした。」 そして、多くの英語の教材は、後者のごく自然な日本語で記述されているのです。しかし、この発想で英語を勉強しても、文法が違っているので、なかなか上達しません。「聞き流すだけで英語をマスター」では、英語の語順のまま、日本語→英語と理解していけるので、ごく自然な英語感覚が身についてくるのです。
 「私は持つ、箸を。」「私は話す、彼に。」といった感じで♪ この感覚がつかめるようになってから、みるみると英語が上達し、わずか2年間でTOEIC®テスト=630点を達成しました。350点以上の大幅アップです。
 今、私は英語の勉強が楽しくて仕方ありません。この調子で、もっともっと英語力を伸ばし、将来は英語が活用できる部署で仕事をやっていきたいと考えています。それもこれも、すべて「聞き流すだけで英語をマスター」のおかげです。
              (愛知県 山中裕敬さん)

(TOEICはエデュケーショナル・テスティング・サービスの登録商標です)

「ながら」族にピッタリ
 健康維持のため散歩をしていて、そのときmp3プレーヤーに入れて聴いています。日本語がまず聞こえ、つぎに英語が聞こえているので、安心して楽に聴いていられます。私のような「ながら」族にはピッタリです。さらに、ステレオで聞くと右から英語が聞こえ、左から日本語が聞こえるのも、脳に刺激的な感じでいいです。
 今までtoeicの点数が伸び悩んでいたのですが、これなら次回は点があがりそうです。念願の800点以上をめざしてがんばっています。
        (滋賀県 木村 孝さん)

英語苦手の娘が絶賛!
 私が学びたいと思っていたのですが、横で娘が「これはいい」と絶賛。娘は英語が苦手ですし、今まで英語教材も続かなかったのですが、「これだったらやれるから買おうよ」と。
 せっかく娘もやる気になっているし、セットで買うと安くなる、またあとから弟も使えるからと言って私の弱点を突かれました。というわけで、一緒に使っています。
 私ももう一度、英会話を基礎から学びたいと思っていました。今年のTOEICも頑張りたいですし。これならいい点がとれそうです。今では日本語なしでも英語の意味がつかめるようになりました。英語耳になってきたようです。ありがとうございました。
       (福島県 川上信子さん)

洋画がスムーズに頭に入ってきました
 幼児〜中学生までの英語指導をしております。最初は半信半疑ながらも注目していた商品の1つなのですが、使ってみて納得しました。1週間ほどしてから洋画を見ていると、今までよりもクリアに、かつスムーズに英語が入ってくるのを感じました。
 耳に優しい話し方とスピード、そして日本語が最初に流れる小分割という方法が、きっと違和感なく気持ちよく聴いていられるのだと思います。あまり聞き取ろうと頑張らなくても、聞き流す回数を増やすことで、自然と耳に残っているのを実感します。
 努力家ではない私が寝ながら聴いてるのに、耳が英語耳に戻っていくのを実感するこの作品は、ぜひ、教室に来ている生徒達にも勧めたい教材だと感じております。
       (兵庫県 橋本明美さん)

英語の語順のまま理解できるように
 おもに通勤電車の中で聴いています。この教材を使うことにより、英文を冒頭から訳していく癖がつきました。今までは関係代名詞のあとから訳して前へ戻るような訳し方をしていたので、なかなか英語が身につかなかったのですね。英語の語順のまま聞き取るしかたがわかってきました。
 文の区切りが細かいので、フレーズを覚えやすいです。長すぎる英文の後から日本語を言われても、「エッ 何だったっけ?」ということになりますが、この教材はそういうことがありません。
 イソップ童話など、小さい話の連続ですし、馴染みがあって飽きることなく聞くことができました。気軽に聞き流しているだけで、英語に慣れ親しめるという点が最も良い特長ではないかと思います。
 受験をひかえる受験生や、時間にゆとりのない社会人でも、小さな時間を活用して最高の成果が期待できます。今まで使った英語教材の中で最高の部類に入ると思います。
        (大阪府 佐藤 浩さん)

 アメリカ人の友だちができました

   私は以前から、日本語→英語の順で学んだほうが絶対早く、また楽に勉強できると思っていました。ところが、今までの英語教材は英語→日本語の順のものばかり。
 そんなとき、この「聞き流すだけで英語をマスター」に出会ったのです。これは日本語→英語の順で学ぶので、思った通り英語がすばやく頭に入ってくるようになりました。不思議なくらいよく聞き取れて、理解できます。
 また、学校で習った英語だと、関係代名詞のあとから訳して前に戻ったりという訳し方ですが、この教材は文頭から順にどんどん訳していくのです。「ああ、英語ってこういう風に理解していけばいいんだ」と思いました。そして、ストーリーですから何度聞いても飽きずに続けられます。
 そうやってこの教材を聞き流しているうちに、どんどん英語感覚が身につきました。まだ初めて3ヶ月程度ですが、以前に比べてずいぶん英会話や、英文のeメールができるようになりました。映画の英語も、半分以上わかるようになって、今では面白くてたまりません。
 アメリカ人の友だちも出来ました。もっともっと勉強して、自由に英語を話せるようになって、たくさん外国の友だちを作りたいと思います。こんな喜びを与えてくれた「聞き流すだけで英語をマスター」に深く感謝しています。
        (東京都 立花麗子さん)

[ダビングについて]
 当社英語教材CD(またはMD)から、MDや、MP3プレーヤー等へのコピーは、ご自分で楽しむ場合に限り、ご自由に行なってさしつかえありません。他の場合は、著作権法違反となりますので、ご注意願います。

前の画面に戻る